マスターカード・ジャパン株式会社を騙り、カードの利用確認を促し、偽サイトへと誘導する詐欺メールです。
| 件名 | お支払い方法変更のご案内【Mastercard】 |
| 送信者 | マスターカード <info@mastercard.co.jp> |
| 手口 | フィッシング系 |
| 想定被害 | 個人情報、クレジットカード情報を盗まれる恐れ |
| 対処方法 | 絶対にリンクを踏まずに無視してください。 |
送信者のメールアドレスがマスターカードのものですが、これで信用しないでください。送信者のメールアドレスはいくらでも偽装できます。
メール本文
【Mastercard】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
■ご利用確認はこちら
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
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■発行者■
マスターカード・ジャパン 株式会社
東京都渋谷区桜丘町２６番１号セルリアンタワー１６階
内容考察
件名でお支払い方法変更のご案内と言いつつ、内容はクレジットカードの利用確認で不審です。そもそもマスターカードからお支払い方法についてメールが来る事もおかしいです。
内容についてはクレジットカードの取引で、不審な取引があったので本当に本人による決済なのか確認したいというよくあるテンプレ詐欺メールです。
メールアドレスがマスターカードのものですが、これは偽装です。メールのソースを表示しIPアドレスを調べると中国のものである事がわかります。
また、マスターカードから個人情報や口座について尋ねるメールが送られる事はありませんので、メールのリンクはクリック（タップ）しないようにしてください。
もしカード情報を入力してしまったら？
クレジットカードの不正利用が行われる恐れがあるので、早急にお使いのクレジットカードのコールセンターまで連絡してください。
見分けるポイント
届いたメールアドレス
マスターカードの発行に使用したメールアドレス以外に届いているのであれば、偽物だと判断できます。
アドレス（URL）が異なる
メールのリンクにマウスカーソルを乗せると、画面下部に URL が表示されます。マスターカードと全く異なる URL です。
※マウスカーソルを乗せる程度なら問題ありませんが、クリックはしないでください。